|
現在、花粉症、食物アレルギー、ハウスダストアレルギーなど様々なアレルギー<注1>に悩まされている人が数多くいます。
|
|
| 例えば、花粉症の場合、花粉が血液中に入ると生体はそれを異物として認識し、排除しようと働きます。この場合、この異物を排除するため白血球の一つである肥満細胞<注2>にIgEという抗体<注3>が結合し、花粉(この場合、花粉蛋白)を生体外の異物として認識します。このときIgE抗体からの刺激で肥満細胞内から様々な化学物質(ヒスタミンやセロトニン)が放出され、これらが血管の透過性を上げたり(鼻水)、気管支の平滑筋を収縮させたり(気管支喘息)します。これがアレルギー反応と呼ばれています。 |
|
| しかしながら最近、上記のようなアレルギー反応が起りやすい体質に変えてしまう「アレルギー誘導物質」と呼ばれるものが、環境中にたくさん存在することが知られるようになってきました。ディーゼル排気粒子、内分泌攪乱物質などがその代表例です。まだ多くの未知の物質がこのアレルギー誘導を活性化する性質を持つと考えられています。 |
|
| 今までは食物中にアレルゲン<注4>が存在するかどうか(卵、乳、そば、などの蛋白を検出する検査など)、あるいはアレルゲンに反応する抗体が生体内に有るか無いか(ハウスダスト、スギ花粉などの血液検査など)の試験・検査はありました。 |
|
| 今回ご紹介するのは、ある物質がアレルギー反応を誘導する活性を持っているか否かを試験するもので、新しい視点の試験となります。 |
|
| この試験は、埼玉医科歯科大学・松下祥教授によって開発された「アレルギー誘導物質」の活性についてヒトの培養細胞を使ったシステムです。 |
|
| 『この物質はアレルギー反応を誘導する性質を持っているものなのか?』 |
| 『アレルギーに効く薬剤や食品を開発しているが、その効果はあるのか?』 |
| など、様々な活用方法が考えられます。 |
|
| AnalyzejNetではいち早く『アレルギー誘導活性スクリーニング試験』としてご紹介いたします。 |